おとてく

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作曲家/レコーディングエンジニアが書く、DTM、作曲、レコーディングメディア。

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DAW上でのミックスでもVUメーターは非常に有効!音量の基準を設けよう!

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ミックスをする際につまずきがちなのが、音量の問題です。

「まだミックスの途中なのにマスターフェーダーがクリップした!仕方ないから全部のchのフェーダーを下げよう!」

みたいなことはミックスの初心者に"あるある"なミスで、誰しもが経験することかと思います。

 

また、数曲を同時にミックスしたら曲ごとに音量感がまちまちになってしまった!なんていう失敗も。

 

そこでオススメしたいのがVUメーターです。

VUメーターを使って音量の基準を設けることで、ミックス時の音量問題を解決してしまいましょう!

その使い方を紹介していきます。

  • VUメーターとピークメーター
    • VUメーターは音量感を指し示してくれる
    • ピークメーターは最大値を指し示してくれる  
      • ちなみに・・・
  • ミックス時に基準としてVUメーターを使う
    • 手順
  • おわりに
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ケーブルのバランスとアンバランスってどう違うの?

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今回は、オーディオケーブルのバランス伝送アンバランス伝送のお話!

 

「バランスはノイズに強い」というのは漠然とご存知の方も多いかと思います。

けど、一体それはなぜなのか、アンバランスとは何が違うのか、といったことを書いていきます。

 

ではまずはこちらからご覧ください!

 

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【ライブ】バンドで同期演奏をする場合に必要な機材と接続方法【同期】

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バンドの演奏と合わせて、あらかじめ打ち込んでおいた(あるいは録音しておいた)音源を再生することを"同期"と言います。

もうちょっとカッコつけた呼び方だと"シーケンス"なんて言うこともあります。

 

いわゆる"同期モノ"のバンドとして有名なのはUVERworldやTHE MAD CAPSULE MARKETSなどでしょうか?

 

【参考楽曲】UVERworld『IMPACT』

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最近ならYouTuberでもある夕闇に誘いし漆黒の天使達なんかもそうですね。

 

【参考楽曲】夕闇に誘いし漆黒の天使達『I want to change the band name.』

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ドラムの脇に同期用のMacBookが置いてあるのが見えます。

 

このあたりのバンドはリズムループなどのデジデジした音が入っているので、いかにも同期してます!って感じですね。

 

ですが、実際のところはどんなジャンルの音楽であっても、メンバーの生演奏以外の音をライブで流すには同期が必要です。

「スリーピースバンドだけどハモリは5人ぶん欲しい」とか、

「キーボードいないけどピアノの音を入れたい」とかいう場合ですね。

  • テンポを同期させなきゃならない
  • 必要な機材
    • DAWソフト
    • 4chアウト以上のオーディオインターフェイス
    • イヤフォンやヘッドフォン
    • ヘッドフォンアウトが複数装備された機材
    • フォンケーブル
  • 接続方法
    • ドラマーだけがクリックを聴く場合
    • ドラマー以外のメンバーもクリックを聴く場合
  • 終わりに 注意点など
    • 事前にライブハウスに連絡
    • DAWが止まらないようにする
    • しっかり練習

 

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レコーディングにおける「リアンプ」とは?逆DI、リアンプボックスって何?

f:id:oto_tech:20171127191244j:plain ライン録りのギターの音を本物のギターアンプから出力し、それをマイクで集音するのが「リアンプ」です。

ギターやベース以外の音(シンセや歌)をアンプから出力することも可能です。  
 
まず、生音をDAWにライン録りして、
その後、オーディオインターフェイスから出力した音をギターアンプに入力
そして、ギターアンプから出ている音にマイクを向けて録音。 
という流れでリアンプを行うことができます。
 
アンプシミュレーターでは再現の難しい空気感や距離感を簡単に出すことが可能です。
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Touch Bar搭載のMacBook Proで、Pro Toolsのファンクションキーを常に表示させておく方法

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先日に引き続きMacの話題。

 

昨年発売のモデル以降、MacBook Proは大きくモデルチェンジをしました。

その中でも目玉と言えるのが、Touch Bar(タッチバー)です。

以前はファンクションキーだった部分に置き換わって、タッチ操作ができるディスプレイが搭載されています。

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Touch Bar

音量や画面の明るさが変更できるだけでなく、

ブラウザを起動している時にはタブが表示されたり、文章の入力中には予測変換候補が表示されたりと非常に便利な新機能なのですが・・・。

 

代わりに、従来のファンクションキーは「fn」キーを押しながらでないと操作できないようになってしまいました。

 

これ、Pro Toolsユーザーにとっては、結構シビアな問題なんです。

どういうことかと言いますと・・・

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MacBook Proが起動しなくなったのでターゲットディスクモードでデータを救出しました!

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6年使ってたMacBook Proがぶっ壊れました

グラボの故障で、何をどうやっても起動せず・・・。

修理に持っていくも、6年も前の製品はサポート対象外と言われ・・・。

 

なので、新しいのを買ってしまいました!

MacBook Pro Late2016(13インチ)です!

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さて、新しいのを買ったからといって万事解決ではありません。

 

問題は、起動しなくなった古いMacからのデータの救出!

 

もともとMacはあくまでサブPCで(メインはWin)、仕事のデータはわずかしか入っていなかったのですが、

ブログを書いていたのがこの古いMacだったんですよ!

 

ブログ用のテンプレートとかも色々作ってたんですよね〜。

例えばこういうのとか、

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こういうのとか。

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これをイチから作り直すのはめんどいっすよね〜。

 

こういうテンプレートが起動しなくなった旧Macに全部入ってたので、なんとかデータ救出を試みました!

 

同じようなトラブルで困っている人のために、

また自分の備忘録的に、方法を書いておきます。 

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ノイズが乗らないように波形を繋ぐには?「ブレス」と「子音」が鍵!

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レコーディング、とくに歌録りの時、

「1回歌っただけでOKテイクが録れた!」なんてことはまずありません。

 

何テイクか歌ったものの中から「いいとこ取り」で繋ぎ合わせていったり(=テイクコンピング)、

もしくは、気に入らない部分だけを細かく録り直したり(=パンチイン)、 

そうやって、非の打ち所のない完璧な1本の歌を作り上げるのです。

 

いずれにせよ、別テイク同士を繋ぎ合わせているわけですが、

この時、ノイズが乗るなんてのは御法度ですよね。

それに、自然で、あたかも1回で歌ったかのように聞こえないといけません。

 

今回は、こういったテイクコンピングやパンチインの際、

自然に、そしてノイズが乗らないように波形を繋ぐにはどうしたらいいか、紹介していきます。

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