おとてく

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作曲家/レコーディングエンジニアが書く、DTM、作曲、レコーディングメディア。

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上手?下手?どっちがどっち?いろんな左右の言い方

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お芝居などの舞台や音楽ライブの世界には、ステージの左右を表す「上手(かみて)」と「下手(しもて)」という言葉があります。

 

ステージからの目線客席からの目線では左右が入れ替わってしまうので、

単純に「左の〜」とか言ってしまうと、どっちから見て左なのか分からないため、こういう言い方が存在します。

 

今回は、「上手」「下手」のどっちがどっちなのか、それと、色んな左右を表す言い方を紹介します。

  • ステージの左右を表す言い方
    • 日本語では「上手・下手」
    • 英語では「SL・SR」
  • 覚え方
  • DTMやRECでも使う左右を表す言い方
    • ドラムの「ハイ・ロー」
  • まとめ
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USB Type-C対応オーディオインターフェイス「Clarett 2Pre USB」レビュー

https://www.soundhouse.co.jp/images/shop/prod_img/f/fr_clarett2preusb.jpg

FOCUSRITE ( フォーカスライト )のUSB Type-C対応オーディオインターフェイスClarett 2Pre USBを購入しました! 

 

ちなみに「Clarett 2Pre」というサンダーボルト接続のものもありますが、

こちらは「Clarett 2Pre USB」です。 

 

買ったばかりですが、さっそく仕事で使ってみたので、レビューしていきます!

  • 購入に至った経緯
    • サイズの小さな4アウト以上のものが欲しかった!
    • USB Type-C対応が欲しかった!
  • 主な仕様
    • 対応OS
    • サポートされているサンプリングレート
    • 外観
    • 入出力
  • Focusrite Control
  • マイクプリ部の音質は?
    • 実際に録音したので聴いてみましょう
    • AIRモード
  • 付属ソフトウェア(無償で貰えるもの)
    • Ableton Live 9 Lite
    • Addictive Keys
    • Softube Time and Tone bundle
    • Focusrite Red Plugin-Suite
    • SIGMUND
    • サンプル素材
  • 残念だった点
  • まとめ

 

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オーディオインターフェイスの3ch以降のアウトプットはなぜ必要?

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パソコンに音を取り込み、パソコン内の音を再生するオーディオインターフェイス

音の出入り口としての役割を果たすものですので、DTM・宅録を行うのに必須の機材といえます。

 

さて、そんなオーディオインターフェイスですが、アウトプット(=出力)がたくさんついてるものがありますよね?

たとえばコレはアウトプットが4ch(チャンネル)あります。

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FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Clarett 2Pre USB

 

コレなんかは10chもありますね。

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ROLAND ( ローランド ) / OCTA-CAPTURE UA-1010

 

けど、スピーカーはLとRの2chしか無いし、ヘッドフォンだってそうですよね。

いったい、何のために3ch以降のアウトプットが必要なのでしょうか?

それには、大まかに分けて4つの理由があります。

  • アナログミックスをする
  • リアンプに使う
  • 同期演奏の時に使う
  • モニターミックスを作る
  • 単独送りをする
  • まとめ
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Webマガジン「スタジオラグへおこしやす」へ寄稿させていただきました

京都の音楽スタジオ、スタジオラグさんの運営するウェブマガジン、「スタジオラグへおこしやす」へ寄稿させていただきました。

 

こちらの記事です。↓

スネアドラムのマイキングを距離や角度を変えて4パターン録り比べてみました。

よろしければご覧ください!

 

ブログ等で発信してると色々お声がかかるものですね。

最近ちょくちょくTwitterのDMで各方面からご連絡をいただくようになりました。

 

今後とも「スタジオラグへおこしやす」も、当ブログも、よろしくお願いいたします!

 

 

 

この記事を書いた人のTwitterはこちら

音価(=音符の長さ)を教えるのに良さげなモノを発見した【音符積み木】

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常々思ってるんですが、音価(=音符の長さ)の概念を教えるって、すごく難しいです!

 

僕は専門学校の講師業もやっているのですが、エンジニア志望の学生だと、楽譜が読めないという人はちょくちょくいるんですね。

でも最低限の知識は必要だし、エンジニア志望であってもDTMの授業はあります。

 

そこで、僕が教えるときはいつもこんな感じのやつを描くんですよ。↓

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そのまんま音符の長さを棒グラフっぽく絵にしただけ(全音符が短い気がする・・・)ですが、
DTMをするにあたってもピアノロールとイメージが連動しやすいので、こういう感じで描いて教えてます。

あとはこれに休符の長さと、付点音符の長さもプラスする感じですね。

 

でも、この教え方って結局当たり前のことを絵にしただけで、

コレで音符ひとつひとつの長さは理解できても、

実際のフレーズになった時にリズムをイメージできるかと言ったらビミョウなんですよね。

 

これぐらいの単調なやつなら皆スグ読めるようになりますが、

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こういうのになると苦戦する人が出てきます。f:id:oto_tech:20180604163350p:plain

 

でも実際のフレーズって単調なやつだけとは限らないですよね。

音価がきちんと把握できていないと、打ち込む時にも思い浮かべたフレーズをなかなか再現できないか、もしくは時間がかかってしまいます。

 

結局、ちょっとずつ慣らしていくという地道な手法でレクチャーしてます。 

実際に聴いた音を口で歌えるようになって・・・。

歌えるようになったら譜面やピアノロール上に書けるようになって・・・。

てな具合。

 

で、もっと効率のいい教え方ないかなぁ?とか思ってたら、最近ちょっと良さげなやつを発見したんです。

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音楽を志すならYouTubeの音質に慣れないでほしい

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Computer Music Japanゆにばすさんのツイートで知ったこちらの記事。

この中の、

「生徒の中に、生まれてから1枚もCDを買ったことがなく、1曲たりともダウンロードをしたことがないという人がいました。つまり人生で1回も、お金を払って音楽ソフトを買ったことがないのです。私が『じゃあ音楽を何で聴いてきたの?』と尋ねると、

『YouTubeです』と堂々と答えました」

 

 その発言に、「これまで人生で音楽に1円も使ったことがない人間が、どうして音楽で食べていけると思うのか!」と、怒りを爆発させてしまったK氏。

という部分がちょっとした話題になっておりました。

 

 

僕の意見としては、「音楽に1円も使ったことがない」は時代と価値観が変わったから仕方ない面があると思ってます。

そもそも現代は、正当な手段として音楽が無料で聴ける方法がいくらでもありますからね。

YouTubeだってレーベルやアーティストが公式チャンネルを持っています。

 

なので、無料で音楽を聴いていたこと自体を怒るのは違うかと。

 

ただし!

YouTubeには違法動画がたくさんあります。

その生徒が、違法にアップされたもので音楽鑑賞をしているとしたらソレはまた別問題!

倫理的にNGだからという面もありますが、

それ以上に、違法動画には音質が非常に悪いものが多いからです。

  • YouTubeっぽい音質を再現してみました
    • 音質が悪いやつ
    • もっと音質が悪いやつ
  • 左右で逆相になってるやつもある!
  • いい音も聴きましょう
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【ショートカット】選択や変更をラクにするPro Toolsコマンド【便利】

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今回は、Pro Toolsで頻繁に使用するショートカットコマンドについて。

 

たくさんのトラックに対して操作を行う場合、1トラックずつマウスをぽちぽちクリックしていくのってストレスなんですよね。

そこで、トラックの選択入出力の変更ソロ・ミュート・録音待機ボタンのON/OFF etc...をラクにカンタンにする基本操作をご紹介します。

作曲やMIXのスピードを劇的に早くする操作ですので、ぜひともマスターしてください!

 

MacとWindowsでは違うキーを使いますので、両方とも紹介します。

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