おとてく

おとてく

作曲家/レコーディングエンジニア。フリーランスでギリギリ生きていけてる33歳が書くメディア。

著作権フリーBGMサイト「オーディオストック」に登録してみた

f:id:oto_tech:20170521134001j:plain

「オーディオストック」を知ったのは今年2月の終わり頃でした。

作曲のお仕事で、参考曲を探していたところ偶然見つけたのが最初です。

 

 

オーディオストックとは?

近頃流行りのストック型収入が見込めるサイト

オーディオストックとは何ぞや?

サイトのトップページを見てもらった方が早いですが、

簡単に言うと、ロイヤリティフリーの楽曲を販売するサイトです。

 

ロイヤリティフリー楽曲とは、一度購入してしまえば、その後は際限なく使用できる楽曲のこと。

サイトによっては商用利用が不可だったりしますが、オーディオストックは商用利用もOKです。

 

そして、その楽曲は全国(世界!?)のクリエイターが登録したストック曲。

1曲売れるごとに、売り上げの40%が報酬として入ります。

(このパーセンテージは様々な条件で変わります) 

 

埋もれている曲にも光が! 

作曲のお仕事をやっていると、やはり「ボツ」を食らうことがあるわけです。

ただ、ボツの理由が「今回のコンセプトには合わない」とか「企画自体がポシャった」とかってこともあるんですね。

つまり楽曲自体のクオリティが理由でない場合。

 

常々、こういう曲を眠らせておくのはもったいない!と思っていました。

まさにピッタリなサイトだったわけです。

まぁ僕の場合はコンペ的なことはほとんどやらないので、完全にボツってのは少ないんですけどね。(次の企画用とかにキープされてます)

 

早速登録してみた!が…

審査はスムーズ

まず、3月8日に2曲登録してみました。

どちらも、通常ver.とループver.の2パターン用意したので、計4曲です。

登録してもすぐに販売開始されるわけではなく、審査があります。

 

で、3月12日に販売開始のメールが届きました。

もうちょっと時間がかかるものかと思ってたので、意外とスムーズでしたね。

 

さぁ売れるだろうか?と期待していましたが…

 

再生数が少ない

売れる云々の前に、そもそも再生されません!

2〜3日に1再生とかそんなペースですかねw

 

めげずに、ひとまず3月は計10曲(5曲×2パターンずつ)登録しました。

再生数が多い曲でも、せいぜい1日1回とかでしたね。

その状況ではやはり1曲も売れません。

 

オーディオストック用に書いてみた

狙って作曲したら売れた!

このままでは悔しいので、売れるように狙って作曲してみました。

どんな曲を書こうかなと模索していたところ、

ちょうど、『藤本健の“DTMステーション” 』でオーディオストックの記事を見つけました。

 

www.dtmstation.com

この中の

ビデオとかゲームのBGMとして使いやすい曲が売れています。具体的にいうと、適度な盛り上がりがあり、曲の進行に展開があるものです。

という記述を見つけ、フムフムなるほど、と、2曲作ってみました。

 

それが、

と、 

です。

 

そしたら、どっちも売れました!

4月2日に登録して、販売開始日は忘れましたが、

上の曲が4月18日に、下の曲が4月22日に初めて売り上げを記録しました。

 

やはり狙わないと売れない

その後、ほかの作品もちょこちょこと売れましたが、

やはり、オーディオストック用に狙って書かないと売れにくいかなという印象です。

過去のボツ曲は、他の目的で作った曲なので用途が限定されていて、敬遠されるのかもしれません。

 

もちろん、まだ登録して日が浅いので、今後どのような曲が売れるか分かりませんけどね。

 

 

売れるために意識していること

オーディオストックで楽曲が売れるために僕が意識していることです。

一行説明を工夫する

オーディオストックでは、曲名とは別に、「一行説明」という、楽曲を端的に説明する文章も登録する仕組みになっています。

例えば、先ほど紹介した、「朝や始まりを感じさせる明るい曲」というのも、曲名は別にあります。

 

この一行説明は、楽曲の登録後にいつでも変更できるので、再生数の伸びない曲はたまに変えています。

 

聴いてもらわないことには売れませんからね。

検索に引っかかりそうなワードを入れます。

 

実際に検索してみる

で、実際に検索して上位に来るか確かめます。

 

たとえば「朝」というワードで検索した場合、全体で685曲がヒットしますが、「朝や始まりを感じさせる明るい曲」はトップページの50曲以内に入ってきます。

「始まり」でも255曲ありますがトップページに入ってきます。

 

2ページ目以降になってくると実際に聴かれる回数は落ちるでしょうから、この上位50曲以内というのはひとつの目安ですね。

もちろん、ニッチすぎるワードだとそもそも検索されないので、バランスが重要です。

 

映像で使いやすそうな曲にする

MAエンジニアの知り合いが何人かおり、どんなBGMが映像で使いやすいかという話をしたことがあるのですが、

「きっちりした終わりがある曲がいい」というのは皆おっしゃいますね。

「頭と終わりで繋いでジングルっぽく編集できる曲」というのも聴いたことがあります。

ブツ切りで終わったり、サブドミナントで終わったりというような余韻を残す終わり方は適さないということですね。

 

 

審査はシビア?

楽曲の審査があると書きましたが、普通に音楽として成立していたらまず落ちることはないのではないでしょうか?

ただし、ノイズにはシビアです!

曲の終わりの方で小さく「プツッ」というノイズが入ってしまい、審査に落ちたことがあります。

EastWestの音源が暴れたのが原因でした。

このメーカーの音源はオフラインで書き出すと挙動が怪しいことがありますね。

実時間で書き出しなおして、無事審査を通りました。

 

また、変にアナログを通したがために、ホワイトノイズ混入という理由で落ちたこともあります。

これも、アナログを通す前の状態で提出したらすんなり通りました。

 

「プツッ」は論外としても、「サーッ」というホワイトノイズでもNGとされてしまいます。

「あえて汚す」みたいなサウンドで審査を通るのは難しいかもしれません。

もちろん、演奏上のフレットノイズとか、音楽的なノイズはOKですね。

 

今後もぼちぼち増やしていきます

ストック曲で収入を得られるというのは中々美味しいですし、

習作する感覚で曲を書いていくのも、自分のスキルを磨くことに繋がりそうですね。

そんなわけで、今後もオーディオストックの曲をマイペースながらも増やしていきます。

 

※以下、2017年7月28日追記

その後について記事を書きました!

再生数や売上数はどうなっているのか、また、どの程度の割合で売れていると良いのか。という内容。

 

 

※以下、2017年10月29日追記

オーディオストックにクリエイター登録する場合は、招待コード LfutReg21x5P を入力すると、招待した人/された人がどちらとも300円もらえます。

1曲も売れる前からいきなり300円ゲットできるのでかなりお得ですよ。

僕も300円もらえますしね!笑

登録はこちらから。

 

 

 

この記事を書いた人のTwitterはこちら。