おとてく

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作曲家/レコーディングエンジニア。フリーランスでギリギリ生きていけてる33歳が書くメディア。

バスドラムのマイクを聴き比べてみた!おすすめや定番は?

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バスドラムのマイクを聴き比べてみました!

 

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使用機材

マイク

SHURE Beta91

audio-technica ATM25

AUDIX D6

AKG D112

SENNHEISER MD421

 

バスドラム

Pearl Masters Retro Spec メイプルシェル

(毛布を入れてミュートしています)

 
HA

Avid Pre

 

音はこんな感じ

www.youtube.com
YouTubeにアップしてみました。

弱く踏む、普通に踏む、3点(BD、SN、HH)でのビートという具合に叩いています。

 

EQ、コンプは一切していません

 

SHURE Beta91

コンデンサーマイク。

現行品のBeta91AではなくBeta91です。

バスドラの中に直接入れています。

 

結果

強く踏んだときの「ペチッ」というアタックが特徴ですね。

ローもそれなりに録れていますが、印象としてはアタック中心です。

 

中に入れているからというのもありますが、胴鳴り感や丸さは少なめです。

 

audio-technica ATM25

ダイナミックマイク。

バスドラのマイクとしては定番のひとつ。

フロントヘッドに空けた穴の中に突っ込んで立てています。

 

結果

適度なアタックが録れています。重さとパンチのバランスが良い印象です。

ナチュラルな音なので、ここから音作りして色々な方向に持っていけそうです。

 

 

AUDIX D6 

ダイナミックマイク。

比較的安価で人気のあるマイクです。

これもフロントヘッドに空けた穴の中に突っ込んで立てています。

 

結果

良い意味でも悪い意味でも、完成された音です。ちょっと笑ってしまうくらいですね。

ローエンドは下まで大きく伸びている反面、中域ががっつり削れてます。

 

EQ要らずでタイトなキックが得られるマイクですね。

 

AKG D112

ダイナミックマイク。

現行品のD112MK2ではなくD112です。

このマイクも定番ですね。

フロントヘッドから15cmほど離して立てています。

 

結果

余韻がズシッと重い音ですね。

それでいて無理やりローエンドを伸ばした感じでもなく、自然なアタック感も録れています。

 

SENNHEISER MD421

 

ダイナミックマイク。

通称「くじら」。

僕はキックに421を立てるとしたら穴の中に入れてしまうのですが、今回は先の2本を優先して、フロントヘッドから15cmほど離して立てています。

 

結果

重さではD112に分がありますが、離して立てているにもかかわらず、明瞭でスピード感のある音です。

アタックと余韻がまっすぐ繋がっているといった感じでしょうか。

 

組み合わせ

バスドラムの録音では2本のマイクを組み合わせて録音することが多いです。

基本的には中のマイクと外のマイクをミックスすることになりますが、今回は全パターンの組み合わせを試してみました。

全て5:5のバランスでミックスしています。

 

どれも面白い音になりましたが、その中でも、

Beta91+D112

余韻とアタックが両方出てきて心地いいです。

ATM25+D112

ズシッとした重さと、適度なアタックが良いバランスです。

ATM25+MD421

自然な胴鳴り感とアタックが両立できています。

D6+D112

重くて、なおかつ固いアタックも前に出てくる感じです。

 

この辺の組み合わせが好きですかね。

僕がよくやるのはATM25+D112です。Beta91も入れておいてミックス時にチョイスするのもアリですね。

 

まとめ

どのマイクも個性がありますが、D6の「何もしなくても完成してる感じ」には笑ってしまいそうでした。

けど、この方向性の音作りにすると決めているなら、はじめから何も考えずにD6を立てておくというのもひとつの手ですね。

 

 

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