おとてく

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作曲家/レコーディングエンジニア。フリーランスでギリギリ生きていけてる33歳が書くメディア。

打ち込みドラムのフィルにグルーブを出すコツ!ゴーストノートを入れるだけ!

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「打ち込みのドラムがイマイチかっこよくならない」

「もっと生っぽいドラムのフレーズにしたい」

等々、DTMをやる中でぶち当たる壁のひとつがドラムの打ち込みです。

 

今回はフィルインにグルーブ感を出すという点に絞って書いていきます。

「フィルインだけ?」と侮るなかれ!

フィルのノリが良くなれば、ドラム全体、ひいては楽曲全体のノリが変わるのです! 

 

お題のフレーズ

お題はこのフレーズ。

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これをまずAddictive Drumsを使用して打ち込みました。

現状ではノリが今ひとつです。聴いてみてください。

このフレーズのフィルにグルーブ感を出していきます。

 

ポイントはゴーストノートにアリ

フィルにグルーブ感を出すポイントはゴーストノートです。

 

ゴーストノートとは?

直訳すると「ゴースト」は「幽霊」、「ノート」は「音符」ですね。

聞こえるか聞こえないかぐらいの小さな音で演奏される音のことです。

略して単に「ゴースト」と言う人が多いですね。

 

ドラマーは、譜面に書かれている以外にも、小さな音量のスネア(=ゴーストノート)を所々に入れています。  

 

このゴーストノートを「フィルインに入る直前」と「フィルの中」に入れると一気にグルーブ感が増すのです!

 

ゴーストノートを付け加えて聴いてみましょう

ゴーストを入れるとこうなります。

同じフレーズなのに、ビートとフィルが滑らかに繋がってグッとノリが良くなているのが分かるでしょうか?

 

譜面にするとこんな感じ。

ゴーストノートを加えた以外は一切変わっていません。

タイミングも全て完全にジャストです。

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括弧でくくった音符がゴーストです。

 

1小節目 フィル前 32分のダブル

フィルインに入る手前で、32分音符がダブルで入っています。

実際のドラムだと、「叩く」というよりは、スティックを転がすように落とすイメージで演奏されます。

なので、ベロシティはごくごく小さく

 

3小節目 フィル前 16分

ここでもフィルインに入る手前でゴーストノートが入っています。

16分音符は、ダブルで入ると存在感がありすぎてゴーストっぽくありません。

ここは1発だけ。やはりベロシティは小さく。

 

5小節目 フィル前 3連符のうち後ろ2発

これオススメです。

というか僕が実際にドラムを叩く時の手癖なんですけどね。笑

フィルインへの繋がりが最も滑らかに聞こえるのではないでしょうか?

 

5小節目 フィル終わりにもゴースト

これは次のフレーズ開始に繋げるためのゴーストです。

今回は32分ダブルにしましたが、16分1発でも、3連の後ろ2発でもOKです。

 

青色矢印 フィルの中のゴースト

譜面内の青色矢印で示したのはフィル中のゴーストです。

右手がタム等に移動している間に左手で小さく入れています。

テンポによりますが、細かいフレーズだとゴーストは入れられませんので、

8分音符の後にだけ入れておくのが自然です。

 

おわりに もう一度聴き比べてみましょう

フィルにゴースト無し

フィルにゴースト有り

いかがだったでしょう?

小さな工夫ですが、 フィルインにゴーストが有るか無いかでグルーブ感は大きく左右されます。

ぜひ試してみてください!

 

 

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