おとてく

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作曲家/レコーディングエンジニア。フリーランスでギリギリ生きていけてる34歳が書くメディア。

ノイマンU87をエミュレートしたプラグイン「BESURE-N87」はU87に本当に似るのか!?試してみました

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NEUMANN U87をエミュレートする無償プラグイン、Analog Obsession「BESURE-N87」のレビューです。*1

 

SM57もしくはSM58で収録された音をU87の音に変化させるという、にわかには信じがたいプラグイン!

しかもフリー!

 

情報元はこちら。

Computer Music Japan | DTM・シンセサイザーのセール・新製品など音楽制作情報サイト

セール情報などが山盛りで、いつもお世話になっています。

 

実際に87の音に似るのか?試してみました!

使用したマイク

今回は、SM57SM58U87aiでアコギとスネアを録音しました。

 

※使用したマイクは87含め全て現行品です。

BESURE-N87はヴィンテージのU87をエミュレートしているようですが、そちらを使える環境にないのでご了承ください。

とはいえ、現行品のU87aiも名器です。

音の傾向もヴィンテージの87を正当に受け継いでいると言っていいでしょう。

SM57をサウンドハウスで見る

SM58をサウンドハウスで見る

U87aiをサウンドハウスで見る

 

聴き比べ 

まずはSM57、SM58、U87aiの何もエフェクトを挿していないオリジナルの音を聴いておきましょう。

 

では、BESURE-N87をインサートしたSM57、SM58の音を聴いてみましょう。 

BESURE-N87の設定はデフォルトのままです。

 

・・・似てる?

BESURE-N87を挿すと太くなる、というかローがブーストされた音になります。

代わりに高域は緩やかに落ちてますね。

 

太さの傾向はU87とはちょっと別物ですが、アコギはどことなく雰囲気捉えてる気もします。

スネアはあんまり似なかったですね。

 

あと、軽くサチュレーションした音にもなってます。

高域にほんのり味付けが加わった感じです。

 

 

 

正直いうと、U87にソックリな音になったとは思えませんでした

なので、87の音が欲しければ87を使うしかないというのが結局の感想。

当たり前のこと言ってるだけですけどね!笑

 

ただし!

エミュレータというよりはエンハンサーやエキサイターの一種として捉えるなら使えるかも?

手っ取り早く太い音にしたい場合、BESURE-N87を挿すというのは選択肢としてアリでしょう。 

BESURE-N87の使い方

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ツマミは3つだけの超シンプル設計です。

DIRECT

原音をどの程度のバランスで混ぜるかのツマミです。

デフォルトは0。

ここを上げていけばエミュレート前の元の音のレベルが上がっていきます。

SM57とU87の2本を立てて混ぜた音みたいな再現が可能ということですね。

 

EMULATION

どれくらい87の音に近づけるかというツマミ。

デフォルトは10(=MAX)。

そもそも87に近づけるためのプラグインですから、基本的には10のままでいいでしょう。

 

OUTPUT

これはそのまま。アウトプットレベルですね。

「DIRECT」ツマミを上げた場合は音量がグッと上がりますので、ここで調整しましょう。

 

 

フリープラグインですし、MacでもWinでもOKなのでダウンロードしておいて損はないです!

ダウンロードはこちらから!

 

 

 

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*1:なぜかDAW上では「BESURENES」と表示されます。