おとてく

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作曲家/レコーディングエンジニア。フリーランスでギリギリ生きていけてる34歳が書くメディア。

api550をモデリングしたプラグイン「GEM EQ550」を実機と比べてみました!

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api550をモデリングした、Overloud「GEM EQ550」のレビューです。

 

3月12日~19日までの期間限定でなんと無償

ただし1日限定1000ライセンスとのことなのでお急ぎを!

 

情報元はこちら。

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早速apiの実機と比べてみました!

GEM EQ550の概要、使い方

まぁ普通のEQです。

わかりにくそうなところだけ挙げておきます。

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①L/F、H/F

LOW、HIGHそれぞれのバンドをピーキングにするかシェルビングにするかのボタン。

シェルビングの時に光ります。

 

②CUE、ON

「ON」を押さないとそのバンドは効きません。

「CUE」で、現在設定している周波数の音だけを強調してモニターできます。

 

③FILTER

バンドパスフィルター。

50Hzから15kHzの帯域だけを通過させるフィルターです。

 

本家との違い

本家550はツマミが「カチッ」とステップ式で、決まった周波数しかいじれないんです。

ある意味、悩まなくて済むとも言えるんですが、痒いところには手が届かない。

 

GEM EQ550は中間の周波数も触れるので、使い勝手は良いですね。

 

GEM EQ550はa?b?

本家apiの550にはaとbがあるんですが、GEM EQ550はどちらかといえばaに近いですね。

 

本家550aは3バンドのEQ、550bは4バンド。

GEM EQ550は4バンドなので一見bのモデリングなのかなと思いますが、

GEMの方よ〜く見たら真ん中2つの周波数は全く同じです。

 

550aの特徴でもあるバンドパスフィルターがある点や、触れる周波数のポイント等からしても550aの方でしょうね。 

 

 

ちなみに実機はこういうやつ。

 

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api 550a(左)、api 550b(右)

こんな感じの専用ラック(通称"ランチボックス")に挿して使うモジュールです。

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api 550aをサウンドハウスで見る

api 550bをサウンドハウスで見る

ランチボックスをサウンドハウスで見る

 

聴き比べ 

カット方向、ブースト方向それぞれの聴き比べをしてみます!

差が出やすいよう極端に、カットは12dB、ブーストは6dBで。

 

バスドラム 12dBカット

オリジナル→実機で50Hzを12dBカット→プラグインで50Hzを12dBカット→

実機で100Hzを12dBカット→プラグインで100Hzを12dBカット→

実機で1.5kHzを12dBカット→プラグインで1.5kHzを12dBカット→

実機で3kHzを12dBカット→プラグインで3kHzを12dBカット→

実機で5kHzを12dBカット→プラグインで5kHzを12dBカット→

実機で7kHzを12dBカット→プラグインで7kHzを12dBカット

の順で収録しています。

 

バスドラム 6dBブースト

オリジナル→実機で50Hzを6dBブースト→プラグインで50Hzを6dBブースト→

実機で100Hzを6dBブースト→プラグインで100Hzを6dBブースト→

実機で1.5kHzを6dBブースト→プラグインで1.5kHzを6dBブースト→

実機で3kHzを6dBブースト→プラグインで3kHzを6dBブースト→

実機で5kHzを6dBブースト→プラグインで5kHzを6dBブースト→

実機で7kHzを6dBブースト→プラグインで7kHzを6dBブースト

の順で収録しています。

 

スネア 12dBカット

オリジナル→実機で50Hzを12dBカット→プラグインで50Hzを12dBカット→

実機で100Hzを12dBカット→プラグインで100Hzを12dBカット→

実機で1.5kHzを12dBカット→プラグインで1.5kHzを12dBカット→

実機で3kHzを12dBカット→プラグインで3kHzを12dBカット→

実機で5kHzを12dBカット→プラグインで5kHzを12dBカット→

実機で7kHzを12dBカット→プラグインで7kHzを12dBカット

の順で収録しています。

 

スネア 6dBブースト

オリジナル→実機で50Hzを6dBブースト→プラグインで50Hzを6dBブースト→

実機で100Hzを6dBブースト→プラグインで100Hzを6dBブースト→

実機で1.5kHzを6dBブースト→プラグインで1.5kHzを6dBブースト→

実機で3kHzを6dBブースト→プラグインで3kHzを6dBブースト→

実機で5kHzを6dBブースト→プラグインで5kHzを6dBブースト→

実機で7kHzを6dBブースト→プラグインで7kHzを6dBブースト

の順で収録しています。

※SoundCloudへのアップロードエラーのためか、再生環境によってはノイズが乗るようでしたので差し替えました。(2018年3月17日)

 

 

という感じです。

傾向としては似てますね!

 

ただGEM EQ550の方がカット/ブーストともに効きがいい感じ。

悪くいうと大袈裟。 

でも個人的には、実機よりもこっちの方が使いやすいかも。

アナログ感の味付け

いわゆる"通すだけ"にも使えるプラグインです。

実機の550はそうでもないんですが、GEM EQ550は通すだけでも倍音が付加されて音の雰囲気が変わります。若干ですが。

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GEM EQ550(左)、api 550(右)

上の図は1kHzのサイン波をプラグインと実機にそれぞれ通した際の周波数です。

左のGEM EQ550はちょうど倍の周波数が足されてますね。

 

実機のapi550は通しただけだとほとんど音は変わりませんでした。

 

こういったモデリング系プラグインにはありがちな傾向ですが、アナログ感の味付けを売りにする為にちょっと大袈裟にシミュレートしてますねw

 

 

 

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