作曲家の皆さん!コンペの仮歌どうしてますか?
知り合いのボーカリストに頼むという人もいれば、
自分で歌ったり、歌は録らずに仮メロで済ましたりという人もいるんじゃないでしょうか。
仮歌を人に頼まない(頼めない)大きな理由として、
時間と予算が無いからというのが挙げられます。
依頼されて制作する仕事と違って、コンペだと採用されるかどうかも分からない=ギャラが得られない可能性があるので、なかなか時間も予算も裂きづらいんですよね。
そんな人たちに提案したいのが、ココナラの歌入れサービスの利用です!
ココナラとは
「みんなの得意を売り買い」というキャッチフレーズのココナラ には、音楽系だけでなく、イラストやデザイン、さらには法律相談まで、様々なサービスが出品されています。
いわゆるクラウドソーシングというやつですね。
モノではなくサービスを売り買いできるというサイトです。
仮歌のサービスが多い!
そんなココナラには、たくさんのボーカリストさんが、仮歌サービスを"出品"しています。
仮歌・歌入れというカテゴリだけでも、実に183件(!)もの出品があります。(2018年4月4日現在)
同じクラウドソーシングのランサーズやクラウドワークスあたりと比較してもかなり多いんじゃないでしょうか。
実際に利用してみました!
実際に仮歌を入れていただきました!
サンプル音源が聴ける
まずどのボーカリストさんに依頼するかですが、ほとんどの人がサンプル音源を掲載していますので、それを参考に選びました。
判断基準としては、
楽曲のイメージに合う声か
実際の録音環境のサンプルを載せているか
という2点。
もちろん歌唱力は大前提ですが。
特に、実際の録音環境のサンプルを載せているかどうかは大きな判断材料でしたね。
というのも、部屋鳴りが多かったり、ノイズが乗っていたりというサンプルをあげている方もいらっしゃったので。
実際の録音環境で綺麗な音で録れる方なら間違いないですからね。
クオリティは高かった!
実際に3回ほど利用してみました。
そこまで期待はしていなかったというと怒られそうですが、予想以上のクオリティでした!
楽曲の解釈もバッチリで、録り音も問題なし。
納期もタイトでしたが、平均で2日程度の早さで納品してくださいました。
もちろん出品者によってクオリティに多少の差はあるでしょうけどね。
僕の依頼した方は、どの方も申し分ない質のサービスを提供してくださいましたよ。
スムーズ
決済はクレジットカード、銀行振込、コンビニ、携帯キャリア決済と揃っているので購入はスムーズです。
あと、電子マネーのBitCashにも対応しています。持ってないけど。
メリットとデメリット・注意点
メリット
時間と場所がなくてもいい
ふつうなら、
歌ってくれる人を探して、お互いのスケジュールを擦り合わせて、
自宅で録れない人はスタジオを押さえて、
・・・という段階を経ないといけません。
これ結構大変なんです。
ココナラなら、依頼してしまえば後は相手にお任せですし、納品もWeb上でのやりとりなので手間が省けます。
安い
ボーカリストの皆さん、自分を安く見積もりすぎです笑
だいたい相場はワンコーラスの録音で3,000円前後でしょうか。
1,000円なんて方もいらっしゃいます。
対面のコミュニケーションが苦手な方でも安心
面と向かってコミュニケーションを取るのが苦手な方でも安心です。
やりとりは全てサイト上ですし、必要最低限しかないので。
あと、異性でも気兼ねなく依頼できるというのもいいですね。
デメリット
ディレクションできない
これが最大のデメリットですね。
対面のレコーディングと違って、その都度ディレクションができないというのは不安でした。
納品されるまでどんなものが上がってくるかわからないわけですから。
メロディーを間違って歌われてないか、歌い方のニュアンスは意図した通りになっているか、録り音はちゃんとしているかetc...
ただ、もちろん修正にも対応してくださいますよ!
注意点
購入前にDMしましょう
僕は初めてココナラを利用した時に、DM(=ダイレクトメッセージ)の存在を知らずにいきなり購入してしまいました笑
たまたま出品者の方も都合がついたので快く対応していただけましたが、スケジュールが空いていない場合もありえます。
注意しましょう。
依頼内容を明確に
依頼内容は明確に伝えましょう。
いちばん大事なのは納期!
締め切りが分からないと受けられる依頼も受けられませんので、これは絶対。
また、歌唱イメージを伝えるのも大事。
AKBみたいなアイドル系のコンペなのにMISIAみたいな歌い方されたら大変ですよね。
まぁそれは極端ですが、参考音源を提示するなどしておいた方がいいですね。
先ほども書いたように、その場でのディレクションができないので、
解釈の行き違いが起きないように気をつけないといけません。
相手のサービス内容を理解する
ワンコーラスとフルコーラスでは料金が違う方がほとんどですし、
ハモリパートに関しても別料金の場合と無料の場合とがあります。
また、コンペではなく商用の場合は事前に要相談という方も多くいらっしゃるようです。
後でトラブルにならないように、このあたりは要注意。
クラウドソーシングとはいえ、結局は人と人です。
お互いに気持ちのいいやりとりをしたいですね。
おわりに
と、いうことでクラウドソーシングサイトココナラの紹介でした。
時間のない作曲者の皆さん、コンペの際には一度利用してみてはいかがでしょうか。
新しくIDを作らなくても、FacebookやヤフーのIDで登録できるのがありがたいです。(僕はヤフーのIDを使っています)
逆に出品する側に回って楽曲制作するってのもアリですしね。
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