初めて、はてなブログのお題に沿って書いてみようと思います!
今週のお題「カバンの中身」
ですが、普通に「財布」だの「手帳」だの書いても仕方ないので、
僕がレコーディングの仕事に行く時のカバンの中身に限定して書きます!
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EastWestのPLAYエンジンというのは、プレイバックサンプラー*1の一種です。
プレイバックサンプラーとしては、Native InstrumentsのKontaktや、SteinbergのHALionなども有名ですね。
とかいう前置きはいいとして、本題!
そのPLAYというプレイバックサンプラーがトラブっちゃったんです!
*1:「プレイバックサンプラー」とは、サンプリングされた音色データを音源として利用できるツールで、自分で音をサンプリングするところからスタートする「サンプラー」とは違います。
(まぁ割とごっちゃになって使われている言葉ではありますけど)
今日は趣向をちょっと変えて、最近気になってるアーティストを紹介します!
その名もラブリーサマーちゃん!
とりあえず、1曲。
ラブリーサマーちゃんで『私の好きなもの』
曲自体は0:53〜から始まります。
このキャッチーさ。たまらんです。
もうね、女子ズルいなと。
男には到底出せないゆるふわ感ですね。
続きを読む「現在は優秀なプラグイン(=ソフトウェア)がたくさんあるのに、
なぜアナログの実機(=ハードウェア)のコンプレッサーを使うの?」
という話。
レコーディングスタジオなんかだと、大きなコンプレッサーが壁のようにたくさんラックマウントされてますね。
今やプラグインが10分の1以下の値段で買えるのに、なんでデジタル全盛の時代にアナログのハードウェアが使われているのでしょう?
もちろん、プラグインとは音がちがうというのも理由。
あと、大きなアウトボード*1が揃っているとハッタリになるという理由も少しはあります。笑
でも、最大の理由は他にあるんです。
それがこちら!
*1:ミキサー内部のEQやコンプではなく、外部に付け加えられた機材のことを指します。
マイクプリって名前の機材、DTM関連の記事を読んでいるとよく見かけますよね?
しかし、意外と何をするものなのか分かってない方も多いのでは?
今回は、マイクプリの役割と使用するメリット、繋ぎ方についての記事。
僕のオススメ機種も紹介しますよ!
続きを読むコンプレッサーの超定番といえば「ナナロク」こと1176です。
DAWのプラグインでも、これをシミュレートしたものがたくさんリリースされていて、定番化しています。
今回は、1176をモデリングしたプラグイン3機種と実機の1176を聴き比べていきたいと思います!
その前に、そもそも1176とはなんぞや?を見ていきましょう!
そもそも1176ってなんやねん!と。画像クリックでAmazonに飛びます。
UREI(ウーレイ)からリリースされたものが最も有名な、FETタイプのコンプレッサーです。
FETとはトランジスタの一種で、これを使ったコンプはアタック/リリースともにかなり速く設定できるのが特徴とされています。
スレッショルドレベルが固定されているため、インプットレベルを上げることによりコンプがかかるという仕組みになっています。
アタック/リリースのツマミが、「左が遅く、右が速い」仕様になっている点にも注意が必要です。
また、レシオのボタンを全て同時に押すという、いわゆる「全部押し」で超ハードなコンプレッションをさせることも可能。
1176は発売された時期により音の癖が若干異なっていて、現行品はUniversal Audioというメーカーからリリースされています。
実機。
現行品のUniversal Audio 1176LNです。
ハードウェアですので、いったんi/oから外に出し、1176を通したものをPro Toolsに録音しました。
Pro Tools標準付属のプラグインで、馴染みのある人も多いでしょう。
見た目も本物によく似ています。
shiftキーを押しながらRATIOボタンをクリックすれば全部押しになります。
プラグインといえばWavesですね。
GREEN DAYやアヴリル・ラヴィーンを手がけたエンジニア、クリス・ロードアルジ氏との共同開発で、氏の所有する実機をモデリングしたとのことです。
「BLUEY」を押せば、VUメーターのあたりに青いラインが引かれた、通称"ブルーストライプ"の音になります。僕はブルーストライプにお目にかかったことはありませんが。
また、「ANALOG」でサチュレーションやノイズの有無を切り替えられます。
今回はANALOGを60Hzに設定しています。
Analog Obsessionから無償配布されているプラグイン。
こちらの記事で知りました。
無償配布は期間限定なのかな?
期間限定だとしたら早めに手に入れておきましょう!タダなので!
アタックとリリースが実機とは逆で、左が速く右が遅くなっています。
レシオ全部押しは出来ません。
(たぶん出来ないはずなんですが僕が方法に気づいてないだけかも?もしご存知の方がいたら教えてください!笑)
まずはコンプをかける前の音。
実機はモノラルコンプなので、モノラルソースのスネアドラムとギターを選びました。
前半がスネア。トップに立てたマイク(SM57)の音です。
後半がギター。ライン録りの素の音です。
コンプをソフトにかけた場合と、ハードにかけた場合の2パターンで聴き比べてみたいと思います。
実機とBF76はPro Tools、CLA-76とFETISHはCubaseを使用しています。
SoundCloudにアップした時にちょっと音質が変わっちゃいましたが、それでもじゅうぶん違いを感じていただけるはずです。
まずは、ごく軽くコンプをかけた場合。
レシオは4:1、アタックとリリースは12時で統一。
最大で-3VUくらいまでゲインリダクションするようにインプットを突っ込んで、出力レベルも揃えました。
聴いてみましょう。
実機が最も元気な音ですね。
レベルメーター上は同じくらいに揃えたのですが、前に出て聴こえます。
BF76、大体似ていますが、うーん、少し暗い印象になってしまいましたね。
CLA-76も実機によく似ていますが、ちょっと大人しいかな?ノイズは多め。
良いなと思ったのはFETISH。少し軽い気もしますが、ハリのある音がします。
他と違い、かなりインプットを突っ込まないとゲインリダクションしませんでした。
次にハードコンプ。
レシオ全部押し、アタックとリリースは最速、 インプットは30、アウトプットは18で統一。
今回はレベルは気にせず、コンプのセッティングを同じにしました。
聴いてみましょう。
実機は、アタックが速いコンプならではで、ギターが歪んでいます。
スネアは、今回は元のレベルが小さめだったこともあり、ハードなコンプ感はありませんね。
BF76はスネアに凄くコンプがかかりました。実機の場合も、もっとインプットを突っ込めばこんな感じのパツンパツンの音になるんですが。
本物よりかなりスレッショルドが低いということなんでしょうかね?
でもこの音好きです。飛び道具的に使えますね。
あと、ギターのピークを取りこぼしているのが気になりますね。
CLA-76は実機よりちょっと入出力が大きいですね。アタックも若干だけ遅い気がします。
でも特徴をよく捉えてます。これは使える!
(FETISHはレシオ全部押しができないので除外しました)
ハードウェアをモデリングしているプラグインは、アナログ感の味付けも売りにしているものがあります。
挿しただけで音が変わるというやつですね。
で、今回試した中ではCLA-76がそういうタイプです。「ANALOG」をオンにすると、挿してるだけで「ザーッ」と鳴り出します。(上のを聴いてもらっても分かるはずです)
上の画像の右がCLA-76です。アナライザーが反応しているのは低域だけですが、高域も「サーッ」と聴こえます。
もちろん、実機も挿しただけでノイズは乗ります。アナログハードウェアですから。
でもね・・・ここまでじゃないですw
まぁクリス・ロードアルジ氏の所有している1176がこれくらいノイジーだったと言われてしまえばそれまでですが。
ちなみにBF76もFETISHもノイズは乗りませんでした。
意外と差が出るものですね。
でもどれも使い勝手のいい優秀なプラグインと言えます。
とくにFETISHはこれが無料とは素晴らしい!
惜しいのは全部押しができないことですね〜。
CLA Classic Compressors | Rock oN
CLA Classic Compressors | サウンドハウス
CLA-76がバンドルされたCLA Classic Comressorsのリンクはこちら。
あと、実機のリンクも一応用意しときましたよ!
Amazonで235,440円です!笑
(サウンドハウスで買ったらもうちょっとだけ安い)
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以前エンジニアとしての仕事でバンドを録った時の話。
録りはスムーズに終わったんですが、ミックス時、ギタリストから「ローを抑えて」との注文が入ったんですよ。
僕も他のメンバーも「これくらいロー出てた方がいいと思うけどなぁ?」と言ってたんですが、それでも「いや、ローが出過ぎだから抑えてほしい」と。
結局落としどころとして、ギタリストの要望と他のメンバーの要望の中間地点くらいの音に調整してその日は終了。
一旦その段階のミックスをCD-Rに焼いてメンバーに渡し、残りは明日やろう、となりました。
・・・で、次の日。
「すんません、やっぱローもっと出してほしいです!」とギタリストから注文。
みんな「ほらぁ笑」みたいな感じでしたが、さて、なんでこんなことが起きたんでしょう?
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